猫と暮らす幸せな日々、時々里親探しをつづるブログ。最近犬も登場♪
始まりは口の異常
2011年08月03日 (水) | 編集 |
 ハト吉の口の異常に気が付いたのは9月半ば頃でした。
 少し前から口の周りが汚れていて粘っこい涎が出ているのが気になっていたので口の中を見てみると歯肉が赤く、舌の両側に小さい潰瘍が出来ていました。口内炎だと思い治療しましたがあまりよくならず、10月初めに右上顎第3前臼歯(一番大きい臼歯の1個前の歯)の歯肉がぷくっと腫れてきたので「歯肉炎がひどくなって腫れているのだな」と思い、年齢的に心配はありましたが麻酔下で処置をする事にしました。
 血液検査では異常がなかったのですが聴診で心雑音があり、麻酔のリスクが心配でしたが処置は順調に終わり、麻酔からの覚醒もスムーズで一安心でした。
 第3前臼歯はグラグラしていたので抜歯し、腫れていた歯肉を押すと抜歯した穴からモロモロしたクリーム状の物が出てきたのでその部分を洗浄してきれいにしました。その後ろの臼歯は一部歯の根本が出ているのが気になりましたがグラつきがなかったので全体を歯石除去して処置を終えました。
 昼休みにふと、「さっきのクリーム状の物、膿ではないようだったけどまさか腫瘍じゃないよね」と気になりましたが「まさかうちのハト吉が癌なんて・・・」とその考えを打ち消したのです・・・今思うとあの時なぜ検査しなかったのかと悔やまれますが・・・。
 
 動物の口腔内腫瘍は腫瘍全体の中では比較的少ないものです。特に猫では遭遇する機会が少なく、私はこの15年の間に4例くらいしか経験がありません。
 そんな事からも「まさか自分の家の猫に限って口腔内の癌になる事はないだろう」と楽観的かつ希望的観測でいたのです。

 ハト吉が癌と分ってからいろいろな文献を調べました。
 そこで分ったのは“老齢の猫の場合口腔内の疾患では癌を疑わなくてはいけない”という事。
 歯肉炎や歯周炎は老齢の猫ではほとんどの子で見られる症状です。歯石がひどく歯がグラグラしている猫ちゃんもたくさんいます。
 日常的によくある症状なのであまり深刻に考えていなかったのですが、歯に異常がある場合は常に腫瘍の可能性も考えなければいけない。そして、「もしかして・・・」と思ったら最悪な場合を考えて検査をする事。
 ハト吉のような病気で苦しむ動物を1匹でも減らすための知識。
これが私がハト吉からもらった贈り物の1つです。
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